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のんの日々

のんが日々感じたこと、思ったことを綴る

 その歯医者さんへの通院は、今回で5回目になるんだけど、いい先生だなぁと思う。50代くらいの女の先生だけど、口をあけて治療するたびに「ごめんね、ごめんね」「すみません」とよく謝られる。

 治療の際に、固くなってる私に、手の指と指の間のところ(みずかきみたいなところ、なんて言うんだ?)を押して「ここを押すといいよ!」と教えてくださったりする。

 「元気になる秘訣はね、からだに意識を向けること。世界が、地球が、平和だと想うこと。」私は、治療をされていて余裕がなかったから、先生がおっしゃってくださったそのまんまの言葉じゃないかもしれないけど、よい言葉をいただいたなぁと思った。

 歯を診ていただいているのはもちろんだけど、全身を診ていただいているという印象を受けるO先生。素敵なお方だ。
 10月のドキュメンタリー研究会の映画は、『女工哀歌』。中国のジーンズ工場で働く少女たちの物語だ。

 ジーンズを発注する大手衣料メーカーが気にするのは、ジーンズの品質と納期で、そこで働く人々の労働条件なんて気にされてもいない。

 とか言う私も中国製の衣料の恩恵を受けているわけで・・・。

 映画で描かれているのは、現状の一部ではあるのだろうけれども、その一端を知れたことは、良かったと思う。

『女工哀歌』HP
http://www.espace-sarou.co.jp/jokou/
映画関連ページ
http://www.eigaseikatu.com/title/s-23498








観賞後、「A to Z cafe」にて。苺とミルクのミルフィーユアイス
http://www.jellyfish.bz/topics/0602/0602-atoz.html
 秋晴れの昨日、5回目の藍染め教室に行ってきた。前回は、天気が悪く藍の状態があまりよくなく、染められなかったので、今回は絶好の藍染め日和だった。

 まずは、インド藍の染液のチェックから。pHを上げるために、消石灰を加え、藍瓶に入った染液をかき混ぜ、さらに還元剤のハイドロサルファイトを加え、かき混ぜる。インド藍の色素は、前日に追加したとのこと。

 この際、かき混ぜる棒で藍瓶を叩くと音で染液の状態が判断できるという。何も加えなかった状態の藍瓶の音と、消石灰やハイドロサルファイトを加えた後では、確かに違ったようだった。音が高くなる感じ。染液のベストのpHは、11.5。よい藍染め液の判断は、染液の表面に泡が出来ていること。何も加えない時は、表面に泡も出来ていなかった。染液の表面の薄い膜の下に、深い緑色の染液が見えたらよい状態らしい。


                  染液の表面に紺色の泡が出来た状態

 染液の用意が出来たら、前回絞った作品を水に漬け、藍染め液で染める。それぞれの作品で、染める回数は違うが、最低7回くらいは染液に漬けて、染める作業を繰り返した。

 折り重なった布の中にも、染液が染み込むように、布を動かしたり、染液から取り出して酸化させるために、布を広げ放置したり、納得のいく濃さに染まるまで、この作業を繰り返す。

 今回の作品で気に入ったのは、『板じめ』。針を使わず、布をジャバラに折った後、三角形になるように折り、それを板を使って絞るやり方。布のどこの部分に板を持ってくるかで、染め上がりの状態も変化するので面白いと思った。

 次回も天候に恵まれますように☆



                手紡ぎの綿の布を「板じめ」に

 

みんなの作品
 今日、久しぶりに家にあった鬼胡桃(おにぐるみ)を割ってみた。秋になると、父と一緒に畑でやった胡桃割り。なんだか、懐かしかった。

 近くにいながら、どうも一番わからない人というのが父だったけど。

 よく晴れた秋の日の空と、香ばしい胡桃の味、焚き火のにおい。遠い日の秋の思い出。

 昨日の藍染め教室は、いろんな人が来ていた日だった。いつも通り、ブライアンさんちに着くと、竹細工の道具が置かれていた。織の生徒さんたちが、『ふわり』という道具を作るためのようだった。相変わらず、凝り性なんだから(笑)

 『ふわり』というのは、綛糸(かせいと)を掛ける道具で、関西では五光とも言うそうだ。
以下のサイト参照にしました。
http://209.85.175.104/search?q=cache:iTsWaSrUX0kJ:beniwo-to-rintarow.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_c9d3.html+織 道具 ふわり&hl=ja&ct=clnk&cd=7&client=safari

 天候も小雨で、藍瓶の藍の状態もあまりよくないというので、絞りの作業を中心に行った。

 昨日の教室で驚いたのは、生徒のOさんだ。80歳くらいかと思ったら、90代でした(笑)ブライアンさんから、Oさんに『鹿の子絞り』を教えるように言われ教えたけど、「最初はこのおばあさん、本当に出来るのかしら?」と不安に思ったが杞憂だった。ご高齢だし、歯が抜けてて話される言葉も聞き取りにくいし。
 
 だけれども、彼女の頭の中には表現したい絞りのデザインもあり、絞り方も慣れてくると、すごい集中力で『鹿の子絞り』を仕上げていった。

 お昼近くになると、Oさんが台所でささっと『すいとん』を作ってくださり、みんなにふるまってくださった。恐るべし、おばあさんである。

 絞りの後は、繭を入れた鍋に火をかけ、中のサナギ出しの作業も行った。私は、サナギに抵抗があり、かなりひきながら・・・。次第に慣れるとのことでしたが。

 駅までの行き帰りの車中では、ドル崩壊により、北米にユーロ圏と同じような新通貨アメーロ(Amero)が登場する可能性があるお話しもブライアンさんに伺ったりで、今後のアメリカの経済のことも知っておかなきゃなぁ、と思った昨日でした。


綛糸(かせいと)が『ふわり』に掛かった状態


Oさんが作って下さった『すいとん』


繭からサナギを出す作業
Image813.jpg

宇都宮駅ホームで購入。
グルテンミートのソテー入りって、駅弁で初めて見ました。

錦糸玉子、竹の子、ふきのとう、甘辛く煮た椎茸、しめじ、かんぴょう、甘栗など入って700円。
宇都宮駅前通りの松廼家(まつのや)さんの駅弁、がんばって作られてる気がします。

ごちそうさまでした(^O^)
お茶とお菓子横尾

ひさびさに行ったら、お店が広くなってました。
いちじくのおしるこ、初めていただきました。


いちじくの冷たいおしるこ 加賀棒茶


DEVA DEVA CAFE

お野菜中心のカフェ。チーズを使わないピザも美味しかったです。


アップルクランブルタルト

言い訳になりますけど、それぞれのお店に行ったのは別の日です(^_^;)
 その方とは、科学者、発明家、非電化工房主宰の藤村靖之さんだ。

 もともと非電化には興味があり、先月カフェ・スローで行われた講演を聴き、ますます興味をもった。
 
 先日発売になった藤村靖之+辻信一『テクテクノロジー革命~非電化とスロービジネスが未来をひらく』(大月出版)も読み終えたばかり。

 38歳の時、息子さんが喘息になったことがきっかけでテーマを「環境と子どもの安全」に。そして企業内発明家から、個人で起業する発明家に。


 以下読後のメモより

・平和のために自分の科学技術をどう役立てるかというのが基本的な哲学

・西暦2000年以降は「愉しさ」が主題。 以前の主題は「正しさ」
 「愉しい」の語源は、神と自然が調和して宇宙がほんとうに幸せに満ちたという状態  
 人間の英知と自然が調和した状態

・今日の多くの科学者は、自然と調和することではなく、自然をどうコントロールして、自分たちの現実的な欲望に沿わせるかに焦点があたっている。
 本来、科学というのは、自分たちの欲望で人を支配するために利用してはいけない。

・新しいことはやってみなくちゃわからない

・ちまちましたことを愉しくつづける
 支出が少なくても愉しい生活スタイルが基本
 (そのためにも)支出を上回る収入をきちんと確保

・感動の3つの要素
 非日常的な驚き
 自主性、主体性、創造性という3つのプロセスを歩む
 達成感

・20の呪縛
 消費、成功、情報、親など

・最近は1日に1万4000個の化学物質が作り出されている

・「非電化は、否電化に非ず、そして秘伝化せず。」

・「いいこと」は愉しいはずなのに、愉しくなくなってしまうのは、いろんな自己犠牲が起こるから
 自己犠牲の大きな理由は、お金が足りなくなってしまうこと。適切な利益を上げること。

・生きていくことの人間の基本的な活動は、やはり生産だと思います。生産して家族と幸せに生きていくというのが基本。

・家庭内自給率を高める5点セット
 道具、材料、ノウハウ、仲間、きっかけ

などなど

非電化工房HP
http://www.hidenka.net/jtop.htm

藤村さんも出演されたTBS『夢の扉』のページ
http://www.tbs.co.jp/yumetobi/backnumber/20080921.html



 10/4池袋西武のリブロで行われたイハレアカラ・ヒューレン博士のサイン会に行ってきた。開催時間の10分前に会場に着いたら、長蛇の列が出来ていて驚いた。

 今回は、『みんなが幸せになるホ・オポノポノ』の出版を記念してのもの。
「ホ・オ」とは、ハワイ語で目標。「ポノポノ」は、完璧。つまり、「ホ・オポノポノ」とは、完璧を目指して誤りを正すことを意味する。

 「ホ・オポノポノ」で大事にしている「ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています。」の言葉が実生活でももっと交わされるようになればいいなぁと思う。

公式HP
http://blog.hooponopono-asia.org/ 

きくちゆみさんのブログ
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2008/03/blog-post_24.html